化学物質過敏症(CS)関連の放送(2/24)
ネット上でも動画が見られると教えていただきました。
ありがとうございました。
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日テレニュース24
「めまいや痛みも・・・なぜ“香り”で体調不良?」
http://www.news24.jp/sp/articles/2017/02/24/07355018.html
上記記事より
『アロマサービスを始めた高速バスをめぐり、“香りの成分で体調不良になってしまう人もいるので配慮して欲しい”との声があがっている。いったいどういうことなのだろうか。
■癒やし効果を狙ったサービスが―
愛知県名古屋市のバス会社で始まったあるサービス。バスの入り口に立つとラベンダーの香りがしてくる。利用者からは「リラックスできると思います」「ほんのりそんなにきつくなくていいと思います」との声が聞かれる。
去年11月に名鉄バスが高速バスで始めた癒やし効果を狙ったアロマサービス。実はこのサービスを巡り今月、化学物質過敏症の患者などでつくる団体から質問状が提出された。質問状には、香りによってショック状態や体調不良を起こす人への対策、特定の疾患や体質を持つ人が乗れなくなる可能性について疑問をあげている。
今回の高速バスのアロマサービスについてバス会社は「多くの方に快適に過ごしていただきたいという思いから始めたサービスなので、ひとりでも多くの人に快適に過ごしていただけるように対応について検討してまいります(名鉄バス・加藤さん)」と今月末までに回答したいとしている。
■ネットからは「こういう病気あるんだ」
化学物質過敏症とは、微量の化学物質に体が反応し、めまいや全身の痛みなど様々な症状に襲われる病気。このニュースが流れると、ツイッターでも大きく反応。投稿数は1000件を超えた。ネットからは「こういう病気あるんだ~」「強要するのは不適切だと思う」「配慮は必要だけど難しそうだ」などの声が聞かれた。
良い香りでも人によっては、体調不良やショック状態になる可能性がある化学物質過敏症、いったいどんな症状なのか。
■新聞を読む時は「ゴム手袋」
今回の質問状を提出した団体の代表・藤井淑枝さん(59)をうかがった。藤井さんも「化学物質過敏症」で苦しむ患者の1人だ。藤井さんは6年前、激しい胃の痛みや不眠、全身疲労などの症状に襲われた。どんなにおいに反応してしまうんだろうか―
藤井さん「柔軟剤ははじめからダメでしたね」「あとたばこ、防虫剤と殺虫剤ですね」
今は症状がだいぶ改善したという藤井さんだが、新聞を読むときゴム手袋をつけてベランダに出たり、冊子も一度干して、においを発散させるなど、生活には細心の注意を払っている。
さらに寝室は、ベッド以外に何も置かれていない。寝ている最中はもっと敏感になるので、極力モノはなくしているという。以前、睡眠中に家族が印刷したプリント用紙が、部屋にありうなされて飛び起きたそうだ。
藤井さん「(Q:他人に理解してもらうの難しい?)自分でもよくわからない部分がたくさんあることを、それを(他人に)わかってもらうのはすごく困難だと思う」
■突然、誰にでも発症する可能性
化学物質過敏症の専門医・宮田幹夫さんに聞くと―
「(Q:化学物質過敏症とは?)特に空気の汚れ(化学物質など)に非常に敏感に反応してしまい、体調が不良になる病気」「(症状として)一番多いのは頭痛、筋肉痛、関節痛、そのほかにも自律神経失調症のような汗が異常に出るとか」「(Q:誰にでもなる可能性ある?)これはあります。普通の人でもいつかぱっとなる可能性は十分あります」
専門医によると、化学物質に触れ続けたりすることで、突然、誰にでも発症する可能性があるという。
■なりやすいタイプは―
最近の調査では、日本で推計約700万人が化学物質に対する過敏症があることがわかっている。まだ原因や治療法もわからない事が多い病気だが、取材した専門医によると「一度に多くの化学物質に触れる」「少量でも長期にわたり化学物質に触れ続ける」などして、それぞれの人にある“許容量”を超えた時に発症するとされている。
きっかけとしては「新築の家に住む」「新しい家具を置く」ということや「仕事の転職」などストレスの影響も指摘されている。また、アレルギーを持っている人や、ストレス対処方法の苦手な人、アルコールが弱い方は化学物質過敏症になるリスクが高いという。』
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Yahooニュースでもアップされてました。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20170224-00000059-nnn-soci
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