化学物質過敏症・風のたより2

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中枢性過敏症候群と考えたら

Facebookの平沼載彦さんの投稿(2015.7.1.元記事は下記に掲載)に『中枢性過敏症候群』という考え方が書かれてありました。
これは、私も以前からふつふつと思い続けていたことでもあり、同じように考える方の記事に出会えて嬉しかったです。
私には『中枢性過敏症候群』の方が、「化学物質過敏症」よりピッタリする病名と思います。

平沼さんの記事文章より(一部抜粋)
『化学物質過敏症は、「中枢が、化学物質に過敏になる疾患」というふうに考えた場合、また、FM(線維筋痛症)も、中枢で同じcentral sensitization「中枢(性)感作」が起こっていると考えれば、症状が似通っていることについても、なるほどと感じます。
「中枢性過敏症候群」(central sensitivity syndromes)は、「脳中枢が過敏になり、その結果として、さまざまな刺激に対して体が過敏に反応し、多彩な症状が現れる疾患」という捉え方をしてみると、上記のように、多種多彩な症状があらわれる病態が、分りやすくなるように思います。』

線維筋痛症に限らず、化学物質過敏症(CS)と似通った病気は多数存在しています。
たくさんある解明されずに治療法も手探りの病気を、病名で分類するのではなく、共通点にもスポットをあてて、それぞれの専門家が共同研究できないものでしょうか!?
患者も情報を共有して、回復への道を探るべきではないかと、私は思います。

化学物質過敏症(CS)の私は、似た症状がある線維筋痛症の方が、添加物の多い物を食べているとか・・・気になったりしています。
自分は健康と思われている方でも、冷えや肩こりがあるのに、合成界面活性剤入りの洗剤や柔軟剤を使用していたり。
CS(私)の生活を、できるところから取り入れてみたら、不定愁訴も減るかもしれないと思ったりしています。

私は、時間はかかっていますが、不定愁訴は激減し、確実に回復しているのですけど。

私も、様々な患者さんの生活の工夫や、良いな♪と思う生活は取り入れていきたいと思います。



長くなりますが、平沼さんの元記事も掲載しておきます。




【線維筋痛症と共通する症状が多い化学物質過敏症】

*化学物質過敏症(CSあるいはMCSとも略される)について

化学物質過敏症は、2003年に、内山巌雄・京都大大学院教授(環境保健学)が行った、一般市民対象の調査によれば、日本全体で70万人の患者さんがいるそうです。

線維筋痛症も、潜在的な患者さんを入れれば、200万人の患者さんがいると言われていますが、化学物質過敏症の患者さんも、相当数おられるようです。
線維筋痛症の患者さんからいただくメールをみると、FMと化学物質過敏症を併発している方は相当おられるのですが、実際に、化学物質過敏症の症状は、線維筋痛症患者さんが訴える症状と、とてもよく似ています。

*症状

NPO法人・化学物質過敏症支援センターの資料によれば、まず、おもな症状として、「頭痛、めまい、のどの痛み、息苦しさ、関節痛、疲労感、睡眠障害、うつ、意欲の低下」といった症状があげられています。
これらは、線維筋痛症の症状ととてもよく似ていて、疾患名を線維筋痛症と入れ替えて読んでも、ほとんど違和感はありません。

詳しくは、下記のようになります。

(「化学物質過敏症 相談窓口事業報告書2002-2007年」より)

自律神経症状:
発汗異常、手足の冷え、疲れやすい、めまい

神経・精神症状:
不眠などの睡眠障害、不安感、うつ状態(不定愁訴と言われるもの)
頭痛、記憶力低下、集中力低下、意欲の低下、運動障害、関節痛、四肢末端の知覚障害、筋肉痛

気道症状:
のど・鼻の痛み、乾き感、気道の閉塞感、かぜをひきやすい

消化器症状:
下痢、ときに便秘、悪心

感覚器症状:
目の刺激感、目の疲れ、ピントが合わない、鼻の刺激感、味覚異常、音に敏感になる、鼻血

循環器症状:
心悸コウ進、不整脈、胸部痛、胸壁痛

免疫症状:
皮膚炎、喘息、自己免疫疾患、皮下出血

泌尿生殖器・婦人科系症状:
生理不順、性器不正出血、月経前困難症、頻尿、排尿困難

*これらも、多くの線維筋痛症患者さんがら聞く症状です。
CS患者さんも、非常にたくさんの症状が出るので、医師によれば、患者さんから症状の話を聞くだけで、3,40分は平気で経ってしまうということで、このあたりの症状の多さも、FM患者さんを思わせます。

当HPで紹介しているFMの教科書「Fibromyalgia & Other Ceintral Pain Sundromes」には、臨床的見地から、化学物質過敏症も、この「中枢性過敏症候群」に含まれると判断するのが妥当である、という記述があります。

化学物質過敏症は、「中枢が、化学物質に過敏になる疾患」というふうに考えた場合、また、FMも、中枢で同じcentral sensitization「中枢(性)感作」が起こっていると考えれば、症状が似通っていることについても、なるほどと感じます。

「中枢性過敏症候群」(central sensitivity syndromes)は、「脳中枢が過敏になり、その結果として、さまざまな刺激に対して体が過敏に反応し、多彩な症状が現れる疾患」という捉え方をしてみると、上記のように、多種多彩な症状があらわれる病態が、分りやすくなるように思います。

*語句の日本語訳
central sensitivity syndromesを「中枢性過敏症候群」
central sensitizationを「中枢(性)感作」

(翻訳:デザイン研究所 意匠ノオバ)

*引用および参考

・化学物質過敏症支援センター
 http://www.cssc.jp/

・「化学物質過敏症 相談窓口事業報告書 2002-2007年」


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by 2kaze | 2015-07-03 05:40 | つぶやき | Comments(0)

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