「種」はどうなるの?・・・講演を聞いて反芻中
細々と、化学物質過敏症(CS)の身でありながら、畑で野菜を作り種採りにも挑戦している私。
もう、大根の種を収穫しないと、鳥さんや虫さんに食べられてしまいそう!と思いながら・・・青く晴れ渡った空を眺めながらも、農薬による空気汚染の為、部屋に籠っています。
◇ ◇ ◇
先日の総代会の後、印やく智哉さんの講演がありました。
ネット上で、自家採取ができなくなるとか聞くけれど、私なんかが訴えられる訳ないし、法律ってどうなってるのか?だけど・・・なんだか大変危険な方に向かっているような気がする程度だった私。
講演は、そんな私にも分り易い語り口で、順に納得できるものでした。
あまりにも多くの情報をシャワーのように浴び・・・いざ自分の言葉で!と思うと、なかなか難しい。
もう一度講演会に行こうか!?(笑)
◇ ◇ ◇
微生物ってすごい!
命あふれる今のような地球にしてくれたのは微生物の力。
今もたくさんの微生物たちが活躍し続けている。
微生物によって、岩からミネラルは抽出され植物に渡される。
植物は、炭水化物を微生物に与えて共生しているそうです。
そして、人は植物から栄養をもらってる。
うん!何処かで、石ころも肥料って聞いたことがある。
再生可能な循環が成り立って、せっかく微生物と植物で、長い年月をかけて、豊かな土を作ってくれてるのに・・・
化学肥料や農薬が撒かれると、微生物は生きていられなくなる。
化学肥料で野菜は、見た目は大きく育つけど、微生物のいない根っこは貧相で、保水力もないし、病害虫に弱くなって農薬が必要になる。
なるほど、農薬を使ってないからって、化学物質過敏症(CS)の私に化学肥料で育てた野菜をくれる人がいるけど、私には薬臭くて苦くて野菜の味がしないと思った。
やたら虫食いが多いのも納得です。
地球規模で土壌が無くなっていて、あと60年で無くなるなんて・・・そんなに早くにってビックリです。
森林破壊もあるけれど、化学肥料と農薬で土がカチカチになって飛んでいくのも原因だとか。
私の畑も、草を敷けてない土がむき出しのところが気になった。
戦後・・・たった70年前に始まった化学肥料の生産で、地球の破壊を加速させてるなんて・・・。
農業は、機械化されても緑豊かな景色を想像するけど、肥料は化学工場で作られてるんだった。
そうか。
私は、農薬は敵だと思っても、有機肥料と化学肥料の違いをこんなふうに考えたこと無かったよ。
確かに化学肥料の畑はカチコチだ。
私が食べなきゃ良いくらいに思ってた。
化学肥料を使うから、農薬が必要になる。
化学肥料を売れば、農薬も売れるって仕組みなんだ。
化学肥料を使って、農薬を使わないで自家用野菜をつくるのは、どうも効率が悪いように思えてきた。
「種」の講演は、まだ序章なのですが、私がのんびり反芻してたら長く長くなりそうです。
種子法やら、モンサントやら、いろんなからくりで、危ない方に向かっているのは確かなよう。
私に何が出来るのか?考えなくては!と思うけど。
もう一度講演を聞きたいような。
1日1回クリックよろしくお願いします。
CSさんのブログにも出会えます。
にほんブログ村