三田茂医師講演会に出かけた
たっぷり余裕をもって出かけたのに、補聴器を忘れて取りに戻る。
聞こえないと、何のために行くのか分からなくなる。
出かけた先は、何度も訪れたことがある場所で、具合が悪くなっても直ぐ外に出られる場所。
いつものように防毒マスクと携帯酸素持参したけど、二重マスクで最後まで居られました。
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3.11の大地震に原発事故、当時や今の様子を医師の立場で放射能ヒバクに注視され診療を続け、医師自身も東京を離れて移住を選んだと・・・。
私にも分かる言葉で、事実を教えてもらえました。
医師の考えは考えとして、分からないことは分からないと、押し付けがましくなく、聞き易かったです。
「能力減退症」(医師命名?)の症状がみられると言う。
眠気、記憶力の低下、理解力判断力の低下、意欲の低下、抵抗力治癒力の低下などがみられ、ありふれた病気も治り難く時間がかかる。
検査して異常がないと思っていたのが、急に悪化して手遅れになる事例もあるとか。
私も、原爆ぶらぶら病という病気が、化学物質過敏症(CS)に似ていると思ったことがあった。
能力減退症も、私の症状とかぶることが多い。
化学物質過敏症よりも、自律神経が上手く働いてくれない点で、能力減退症の方が病名としてしっくりくるようにも思う。
ホルモンの検査をして、薬剤で体調が改善に向かった例もあるとのこと。
私自身は、薬剤治療を望まないけれど、化学物質過敏症の治療として、ホルモンの不足も考えてみると何か見えるのかもしれないと思ったりしながら聞いていた。
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私も、自分を棚に上げ・・・病人が多いと感じている。
大切な友人や知人を癌で亡くしている。
ある方は、癌と分かって1ヵ月かそこらで亡くなられた。
いくらなんでも速すぎる。
膠原病、リウマチ・・・難儀な病と共に暮らす人が、身近にたくさんいるって・・・。
精神的にも、心のストレスで生き辛い人も多い。
花粉症だって、認知症だって多過ぎると思う。
化学物質過敏症という観点から見たら、香料、農薬、添加物、イソシアネートが絡んでいるとか、電磁波とか、世の中は放射能以外にも有害物質が多過ぎる。
有害物質も多いけど、人の身体がとても弱いと思う。
化学物質とか、目の前の物だけ見てる場合じゃないと思った。
有吉佐和子さんの複合汚染の新聞連載は、私が高校生の頃(40年前)だったように思う。
今や、当時の複合汚染どころではなく、日本は更に複雑怪奇な汚染で人々は病んでいるように私は思う。
さて、どうするか!?
私は弱い代表として、化学物質過敏症となっているけれど、真っ先に逝ってしまいたくはない。
環境は・・・そう変わらない(改善されない)と思う。
衣食住、心も含め生活全体を更に見直すことかなぁ。
まだ、出来ることは、いっぱいあるように思う。
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3.11で体調が悪化した化学物質過敏症仲間が、何人も高知に逃げててきた。
大阪で震災瓦礫(?)の焼却で体調が悪化して逃げてきた人もいた。
そんなことも思い出しながらお話を聞きました。
報道されない話の、ごく一部だと思うけど、聞けて良かったと思う。
鵜呑みにするのではなく、1つの意見として自分の中に入れておこうと思う。
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